2007年07月05日
Sigeは今年初めてフィンランドの夏至祭というものを体験しました。
夏至祭というのは毎年6月の20~26日の間の土曜日にフィンランド中で行われるお祭りで(合ってる?)、乱暴な言い方をすれば、日本でいうお正月みたいなものかしら。冬になると夜ばかりのフィンランドでは、明るくって暖かいこの時期をことのほか大切にしていて、ほとんどの人が夏至休暇をとって、一年で一番昼の長いこの日をお祝いするわけです。それがどのくらいの規模かというと、この日の前後はスーパーマーケットはもちろんファーストフードのお店までが当然のようにクローズしてしまいます。売り上げ第一の日本では考えられない現象ですね。Sigeが店長だったら、他店が休んでいるこの時期にいかに売り上げを上げるかを考えてしまいそうですが、そういう抜け駆けをしないところがフィンランドのいいところなのです。
さて、休暇中の彼らがどのように過ごしているかというと、たいていの人は家族や親しい友人とサマーハウスでユハンヌスのサウナに入りつつのんびり過ごしているようです。もちろん元気な若者どもはその限りではありませんが・・・。今回Sigeたちが見学に行ったラウマのロックフェスティバルでは3日間で3名の若者が飲み過ぎで亡くなりました。やれやれ、まったく困ったものです。正月に餅を喉に詰まらせて死んでしまうようなものかしら。
また、カラバーナリ(キャラバン隊)と呼ばれるキャンピングカーで全土を旅する人々は(別に放浪生活しているわけではなくて、趣味よ趣味)、やはり家族や友人とお気に入りのキャンプ場でダンスやカラオケを楽しんでいるようです。なんとなく夏至祭は友人たちと、クリスマスは家族で、という暗黙の了解があるみたい。
ある現地在住の日本人から聞いた話では、フィンランドに住み始めて間もないころ、職場や近所の知り合いほとんどが「あなた、ユハンヌスはどうするの?」と気にしてくれて、彼女に予定がない事を知ると「ユハンヌスをひとりで過ごしてはいけないわ。ぜひうちのサマーハウスにいらっしゃい」と全員が誘ってくれたそうです。まだ親しい友人もそれほどいない時に、それはそれは嬉しかったと話してくれました。みんな優しくっていい話だねぇ(涙)。
あ、忘れてた。このでっかい焚き火は夏至祭の古くからの習わしでコッコ(Kokko)といいます。なんでこれをやるのかは聞いたけど忘れちゃいました。
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